ill-identified diary

所属組織の見解などとは一切関係なく小難しい話しかしません

因果推論

RでOlley-Pakesの構造推定を書く例とbookdown

先日の第83回Tokyo.Rで構造推定に関する発表をした. 以前の発表資料(https://github.com/Gedevan-Aleksizde/20190703_ML_ECON)の加筆が直前まで長引いてたため, 正味3日くらいしか準備できる時間がなかった. そこで以前の発表ですこしだけ触れた構造推定につ…

計量経済学と機械学習の関係 –AI はさだめ, さだめは反事実 (転送用)

第80回Tokyo.Rの発表の補足として書かれた長文

[R] CausalImpact でできること, できないこと

CausalImpact パッケージに関して, ただひたすら長いだけのうんちく書いた. 27ページ相当.

[計量経済学] [機械学習] Generalized Random Forest (GRF) について

概要 予備知識のセットアップ 目的は因果推論 一般化モーメント法 (GMM) カーネル回帰 ランダムフォレスト 本題 参考文献 概要Athey, Tibshirani, & Wager (2016, Generalized Random Forests) で提案されている Generalized Random Forest (GRF) について解…

[計量経済学][時事ネタ?] 非連続回帰デザイン (RDD) 実践編

前回のRDD理論編を踏まえて, 前回 紹介した, Angrist and lavy(1999) "Using Maimonides' Rule to Estimate the Effect of Class Size on Scholastic Achievement" (以下 AL1999 と呼ぶ) のサンプルデータが著者の一人アングリストの所属する MIT Economics …

[計量経済学] 非連続回帰デザイン (RDD) 理論編

2014/12/18 実践編を更新 [計量経済学][時事ネタ?] 非連続回帰デザイン (RDD) 実践編 - ill-identified diary 概要 数式が多い Sharp RD と Fuzzy RD の手法について前回より厳密かつ実用性のある説明をする. R の rdd パッケージを使って実演する. → 理論の…

非連続回帰デザイン(Regression-Discontinuity Design)

RDDとは? 前回 で言及したRDDについて, もう少し詳しく話すために個別に記事を書いた. Regression-Discontinuity Design (RDD) "Reforms as Experiments" は, Campbell (1969) で, 政策評価のために提案された方法論. Campbell (1969) には RDD 以外の話題も…