ill-identified diary

「大手企業」で働くデータサイエンティストのブログです。所属組織の見解などとは一切関係なく小難しい話ばかりしてるので人気がありません。

時事問題

ボートマッチのコンジョイント分析の特性と限界

コンジョイント分析を使用したボートマッチサービスの中身を分析し、その利点と限界点を考えた. AHPなどの既存の意思決定手法との簡単な比較もした.

選挙公約マッチングサイトの問題と統計学

以下のサイトにも同じ内容を投稿しています。選挙公約マッチングサイトの問題と統計学|Sarmaticus Iaponicus (note)選挙公約マッチングサイトの問題と統計学 (zenn) 要約 この画像を見てほしい 調査対象 投票ナビ 毎日新聞 読売新聞 朝日新聞 選挙ドットコ…

「500年後に日本人が佐藤だけになる」という試算の問題と改善

この記事の要約 はじめに 問題点の要約 (追記) 先行研究について GARCH(っぽい)モデルによるシミュレーション シミュレーション前の理論分析 選択的夫婦別姓との比較 (追記) ゴルトン゠ワトソン分枝過程について 使用するデータ シミュレーションの技術的な…

[R] とパンデミックの数理モデル 新型コロナウィルス(COVID-19)研究を例に

第84回Tokyo.Rの発表資料です. 前回言ったようにrmarkdown使用中なので本体は Rpubs に上げた.感染症の流行を表す数理モデルに, SIR, SEIRといった古典的なものがある. これらのモデルの特徴について説明し, Rで計算する方法にも言及した. さらに最近流行し…

[R] 飯野山 (讃岐富士) は正規分布らしいのでパラメータを推定する

近年, 飯野山が正規分布と言われて久しい. しかしながら, 具体的なパラメータを推定した先行研究は存在しない. 本稿では, 正規分布への当てはめを行うとともに, 飯野山の分布形状のもつ非ガウシアンな要素に着目し, 頂点付近が平坦になる分布に関しても議論…

「AIの正体は最小二乗法」記事を読み解く

小林慶一郎氏の『AIと超人類の時代 弱者がもつ強み』の解説

誤った図解から学ぶロジスティック回帰の性質

発端 www.datasciencecentral.com というData Science Central の記事が,"A good reminder that Data Science Central is completely insane" https://t.co/68esZTv88d— mat kelcey (@mat_kelcey) 2018年5月22日 (Data Science Central が完全にデタラメであ…

[計量経済学][時事ネタ?] 非連続回帰デザイン (RDD) 実践編

前回のRDD理論編を踏まえて, 前回 紹介した, Angrist and lavy(1999) "Using Maimonides' Rule to Estimate the Effect of Class Size on Scholastic Achievement" (以下 AL1999 と呼ぶ) のサンプルデータが著者の一人アングリストの所属する MIT Economics …

[時事ネタ] 少人数教育は実際どれくらい意味があるのか

2014/11/20 時事ネタと言いつつ時事ネタへの言及が皆無だったので加筆 前置き 時事ネタ (NHK: 自民党 35人学級見直し反対の決議案) というほど時事問題に踏み込んではいないが, 少人数教育に関する研究として, J. D. アングリストと V. レヴィによる1999年…